OKURIBOSHI

江戸小紋というのは、説明するまでもなく、東京に伝わる染色の伝統的手法ですが、帰国した2008年頃から急に興味を持ち始め、調べていくうちに、ある日”送り星”という素敵なコトバと出会いました。
江戸小紋というのは、ひとつの型を布に当て、それに染料を塗っていくという方法なのですが、型をずっと繋いでいくのに起点となるのが、送り星という、わずか数ミリの点なのだそうです。
その見えないような点さえ合っていれば、永遠に紋様を繋いでいけるというのですから、まさに日本の文化を象徴するコンセプトだと感激したわけです。また、その数ミリの点を合わせていけるという、日本の職人というのは、本当に凄いことを淡々とこなしているのだと痛感しました。

永久に続くものを考える時に、敢えてひとつの点から始める。
少なくても、そんな点のあり方を深く探ってみたい、その想いを“送り星”というタイトルに込めたいと思うのです。

清水西谷デビューCD完成真近
亀井知永子YONGEN No.2
人の縁というのは、人生の宝物。ある瞬間、突然自分の幸運に驚いたりするものだ。西谷さんと初めて話をしたのは、朝岡さやかのコンサートにゲストで出演してもらった時、そのうちナニカ一緒に出来るといいですね、と挨拶した。そ

マイクロフォン
亀井知永子yongen no.2
新しいマイクは新しいインスピレーションの始まり。大変な活力をもらえる。 SCHOEPSというドイツのメーカーのV4U, 同社の64年前のモデルの復刻版らしい。とても暖かい音だ。ブルーの色にもこだわって、随分待たされたけ

ベーゼンドルファー
亀井登志夫YONGEN No.1
ベーゼンドルファーは、ウイーンが本拠地のピアノメーカーです。 Yongenライブでお馴染みの代官山ヒルサイドプラザにも、インペリアルモデルが入っていて、朝岡さやかのライブでもお世話になったりと、何かとご縁があるベーゼンドルファーで

代官山ヒルサイドテラス
亀井知永子YONGEN No.2
YONGENの次回公演は、１２月８日の予定です。場所は前回と同じく、代官山ヒルサイドプラザ。この会場は代官山のヒルサイドテラスの中にあるのですが、インスピレーションが欲しい時によく訪れます。音楽があり、自然があり、ア

RISE
Chieko KameiYongen No.2
今週の一曲は、RISE を選びました。世の中の凄まじい変動に対する不安、怒り、薄明かりの中で見え隠れする仄かな希望。何ができるか、何をしなければいけないか、絶えず自問自答していく中で、せめて意識の上では RISE、立ち上がらなければ

双子の泣き声をチューナーで測定してみた。
朝岡さやかスーパーピアニスト、作曲家、三児の母。
そういえば、赤ちゃんの泣き声って、どのくらいの高さなんだろう？とふと思い、我が家の双子その１が「えーん」と泣きだした瞬間に、チューナーで測ってみました。使用したのは、スマホの無料アプリ「Audio Frequency Counter」。

双子のシンクロ
朝岡さやかスーパーピアニスト＊作曲家＊双子＋one のママ
今年３月に一卵性の双子を出産しました。双子というのは本当に面白いもので、ふと見ると、大抵、平行なポーズか、線対称のポーズになっています。泣く、笑う、しゃっくり、咳、くしゃみ、泣き方、えーー！こんなことまで？？と思うところまで

ART PAGE
YONGENYONGEN
サイトに　ART ページが新しく加わりました。出来れば今日の一曲をバックに御覧いただければと思います。今まで出版された二冊の詩集の中から，そして現在執筆中の作品の中からコトバを選んで絵の中にはめ込んでみたのですが、そ

HOXTON SQUARE
YONGENYONGEN
YONGENが住んでいたロンドン東部Old Street駅周辺は、シティーと呼ばれる金融街に隣接したアートと音楽の街。音楽スタジオ、写真現像所、映画会社、ファッションでも多くの人がここに拠点を構えていた。その中心にはホクストンス

DIGITAL BLUE
亀井知永子YONGENその２。