朝岡さやかスーパーピアニスト＊作曲家＊双子＋one のママ

今年３月に一卵性の双子を出産しました。

双子というのは本当に面白いもので、ふと見ると、大抵、平行なポーズか、線対称のポーズになっています。泣く、笑う、しゃっくり、咳、くしゃみ、泣き方、えーー！こんなことまで？？と思うところまで、見事にシンクロしていることも。遺伝子情報が完全に同じなので、当然といえば当然なのかもしれませんが、やはり不思議。シンクロナイズドふたご。見てて飽きません。

シンクロしているといえば、ステージで他の楽器と一緒に演奏している時、まるで一つの人間になったかのような錯覚に陥る瞬間があります。先日Yongenの唄詩絵に出演させて頂いた時には、「ONE」を演奏している時にちょうどそんな感覚に陥りました。

実は人間同士は双子でなくても99％以上同じ遺伝情報を持っているのだそうです。

初めて会うミュージシャン同士がセッションしても、音楽を通じて、ひとつになったと体感できる不思議な瞬間。

それはもしかして、双子と同じように、遺伝子レベルで共感しあったり、シンクロしあったりしているからなのかもしれないな…と、同時シンクロ泣きをしている双子たちをあやしながら思うこの頃です。