地球の蜜を吸う
- 2014年09月24日
- OKURIBOSHI
亀井知永子Yongen are Toshio Kamei and Chieko Kamei, a songwriting production known for their unique music style. He writes the melody, she writes the lyrics. Although they value their oriental roots, they aim to create music of no boundaries, a hybrid mixture of pop, rock, electronic infused with filmic themes. Their first album “Floating World” was released in the UK and led to the release of album “Moonrise” from Polystar Japan. The album "Give Me Your Sun" followed by "Green Corona" were released to critical acclaim, marking their return to Japan from the UK. They also produce/write for other artists and are increasingly gaining attention for their live concert series titled “Utautakai”. Yongen’s music has been used in films, TV dramas, and commercials worldwide.
日系アメリカ人であり、エスクワイア誌に21世紀の最重要人物と称されたジョンマエダのスピーチ映像を観た。
日本人らしい抽象性のある言葉で、この先はアート(日本語では文化と訳すべきか)とデザイン(広い意味での)が時代を引っ張っていくのではないかと力強く語っていた。
デジタルエイジだからなおさら、というわけだ。
デジタルエイジだからこそ、コトバがその底力を発揮すべきだと思っている人は少なくないはず。
日本語の秘めているチカラに、わたしも何か凄いものを感じているのだ。
あまり知られていないことだが、アメリカの小学校では詩の勉強は“俳句”から始める。
少なくても、わたしがテキサスの小学生だった頃はそうだ。
学校で唯一の日本人だったわたしは、毎日同級生からの“俳句”に関する相談に悩まされた。
日本人はみな、俳句の達人だと思っていたのだろう。小学生だから仕方ないが、わたしには重すぎる任務だった。俳句の宿題が出るとひっきりなしに電話が鳴り、わたしは俄然忙しくなった。
小学生にしては深い矢継ぎ早の質問にもすらすら答えられる。そんな自分が不思議でさえあった。
“俳句を生み出すなんて、日本人ってすごいわね”。そう語った8才の友人の声が今も鮮明に残っている。
2冊目の詩集『地球の蜜を吸う』が出版されることになりました。
前作から3年もかかりましたが、書肆山田の大泉史世さんに助けられながら、無事に旅立ちを迎えました。
今こそ、日本人独特の“詩心”を大事にしたいと考えています。
その願いが、これからもわたしを支えるに違いありません。
質問攻めにして鍛えてくれた海の向こうの友人たちが、今もどこかで俳句をつくっているような気がしてならないのです。
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